キクの日記帳

へんなことを書くこともあると予想してね*^^)((オイ!

桃太郎(?)

 

☆注意★

★昔話ネタ

★変わってる桃太郎の話

★桃太郎→花京院

★お兄さん(おじいさんとおばあさんの代わりのキャラw)

→承太郎

★鬼→DIO

★漢字の間違え、脱字、誤字あるかも・・・。

 

むかーし、むかし、あるところに

さくらんぼが大好きな桃太郎がいました。

桃太郎はお兄さんと二人暮らしでした。

でも桃太郎には友達がいませんでした。

桃太郎は”他の子は自分とは違う”そう思って自分から

友達を作ろうとしませんでした。

ある日、桃太郎が

「僕は、鬼退治に行って来ます!」

と言いました。が

「・・・。お前には無理だ。一人で戦っても勝てねぇだろ・・・。

ほら、さくらんぼやるから行くな。」

「わぁーい*」

止められました。

そして、袋いっぱいさくらんぼをもらった桃太郎は

犬、猿、キジにさくらんぼをあげて、

仲間にしました。

そしてもう一度、鬼ヶ島に行くと言いに帰りました

そしたら

「・・・ここは動物園じゃねぇ。捨てて来い。」

と言われ、桃太郎は涙目で捨てに行きました。

 

次の日、桃太郎はお兄さんに黙って

一人で、興味本意で、鬼ヶ島に来ました。

そこには桃太郎と同じように一人ぼっちで

膝を抱えて泣いている鬼がいました。

桃太郎は鬼に近づき一言

「・・・ねぇ。・・・一緒に遊ばない・・・?」

と言いました。

鬼は一瞬驚いた顔をしたがすぐに

花のような笑顔になりました。

その日桃太郎と鬼は日が暮れるまで遊びました。

次の日もその次の日も、

桃太郎は鬼と遊びました。

初めての・・・”友達”と・・・。

そしてある日、桃太郎と鬼が遊んでいると

お兄さんがやって来ました。

お兄さんは片手に銃を持ってきていました。

桃太郎はそれに気付き、鬼の前に両手を広げ、立ちました。

「・・・僕の初めての友だちなんだ!!

だから・・・お願い、撃たないで!!!」

桃太郎は震えながら、涙を溜めながら・・・叫びました。

「・・・どけ。お前の頼みでもさすがに無理だ。・・・どけ。」

お兄さんは冷徹な言葉を桃太郎にぶつけました。

「嫌だ!!どけたくない!!・・・だって・・・

だって・・・。」

「・・・どけなぇならそのまま立ってろ。

その状態でも撃とうと思えば撃てるからな・・・。」

お兄さんは銃をかまえました。それと同時に桃太郎は顔を上げ

お兄さんを睨みました。

「お前もそんな顔できるんだな・・・。だがなお前の

後ろにいる奴はこの世の害でしかない・・・。

お前もそう思ってただろう・・・?

だからあの時、鬼退治に行くと言ったんだろう?

なぜ心変わりした?」

「・・・この子は、僕と同じだから・・・。」

「・・・?どういうことだ。」

「この子は僕と同じで”一人で泣いていた”。

友だちも家族もいない。お兄さんはこんな僕を

家族と言ってくれた・・・けど・・・でも・・・

僕は隙間を感じてたんだ。

本当に家族でいいだろうか・・・?

血が繋がって無くても家族なのか・・・?

って、考えたらいつの間にか僕は隙間を作っていたんだ。

ごめんなさい・・・。

でも、それは・・・この子も一緒だと考えたら

僕一人だけそう思ってるんじゃないんだ。って

思って、少しだけ勇気をもらったんだ・・・。

その少しの勇気で何かできないかと考えたら、

この子を笑顔にしたいと思ったんだ・・・。

僕、今だから・・・こんなことが言えるんだ

”友達になるのに性別も種族も関係ないんだ”って。

違ってもいいんだって・・・。

前まで僕は”自分以外の人は親がいる。友だちがいる。

自分とは違う。”それだけで仲良くするのを嫌がってしまった。

だから・・・僕に少しの勇気をくれたこの子を

・・・僕は守りたい!

僕の初めての友だちになってくれたこの子を・・・!」

その言葉を聞いて

「・・・はぁ。・・・もういいぜ。」

と言ってお兄さんは銃を下ろし、後ろを向いて

歩き出しました。

「・・・え?ちょ、ちょっと・・・。」

桃太郎は驚いて戸惑っていたら

お兄さんが立ち止まって

「あと、そいつを家に連れてくる時は

村の奴に見つかんじゃねぇぞ

めんどくせぇことになるからな。」

と言ってまた歩き出す。

「・・・!・・・ありがとう。」

桃太郎はお辞儀をした。深々と頭を下げて。

涙を落として・・・。

 

そのあと桃太郎は鬼を家に招き入れました。

桃太郎は鬼とも一緒に暮らしたいと

お兄さんに頼みました。

最初は断っていたお兄さんもしつこく言ってくる

桃太郎に根負けし一緒に暮らすことを許しました。

その日から、桃太郎は初めての友だちと

ずっと一緒に遊びました。

 

めでたし、めでたし。

 

 

あとがき↓

すいませんでしたm(_ _)m

書きたかっただけですww

突然思いついた話なので

なかなかに意味の解らない部分もあった

と思います。

ただ桃太郎が鬼と仲良くなってくれた話があっても

良いと思うんだww

なぜおじいさんやおばあさんじゃないかは

考えたらよく解ると思いますwww